ドコモの送信ドメイン認証に対応する †2007-10-16 01:07:45 matsui 作成
送信ドメイン認証とは何なのか? †2007年9月11日ドコモの公式サイトにとある記事が掲載された。 2007年11月1日より、迷惑メール(なりすましメール)への対策として、送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)を導入するというのだ。 Sender IDとは何か? e-Words(http://e-words.jp/w/Sender20ID.html)より抜粋 メールの送信元アドレスの偽装を防止する技術の標準仕様。 普及すれば、無差別に大量に送られる広告メール(SPAMメール)の抑止につながるとして期待されている。 現在、IETFが標準化に向けた作業を進めている。 要は迷惑メール対策が強化されたということらしい。 対応しないとどうなるのか? †ドコモケータイユーザは、メール設定の迷惑メール対策設定画面で、なりすましメールを まともなサービスを行っているのであれば、「2」に該当することはないだろうから、 対策方法1 DNSを自分で管理している場合 †じゃあどうすればよいのか。 Sender IDの設定については、こちらのサイトがとても参考になる。 また、英語だがウィザード方式でもサンプルレコードを作ることが可能だ。 具体的には次のような設定で大丈夫らしい。(BINDを使っている場合の例) example.jp. IN TXT "v=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx/xx ~all" 「example.jp.」の部分にはメール送信元となるドメインを、 設定には色々な方法があるので、詳しくは前述の@ITのサイトを参考にすると良いだろう。 対策方法2 レンタルサーバなどを利用している場合 †DNSを管理していない場合、自分では対策のしようがない。 きちんと対策されたかどうかの検証 †linuxの場合は次のコマンドで確認できる。 $ dig example.jp TXT 〜略〜 ;; ANSWER SECTION: example.jp. 86400 IN TXT "v=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx/xx ~all" 〜略〜 コマンドを打つ環境がない場合は、こちらのサイトからも確認ができるようだ。 しかしながら上記のどちらもレコードがセットされていることは確認できるが、 メールサーバを構築できる環境にある人は、 @IT: Sender ID:受信者側の設定作業 まとめ †
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