ドコモが2008年3月11日から始めた、PCからiモードのメールを送受信可能なサービス、「iモード.net」を契約し使ってみました。
目的はケータイ開発時のテスト用として、役に立つかどうかの評価のためです。
まずはサービス利用の申し込みです。
MyDoCoMo [mydocomo.com]のIDを持っていない方は事前に申し込みが必要になります。
続いてドコモeサイトから申し込みを行います。

これでiモード.netサービスが利用可能となりました。
iモード.netのサイト [imode.net]からログインします。
![]()
初回はワンタイムパスワードの発行を求められます。
ボタンをクリックするとケータイにパスワードが書かれたメールが届き、それを入力するとログインできる仕掛けです。
面倒であれば次回から省略もできますが、その場合はケータイにログインしたことを通知するメールが届きます。
![]()
メールの作成画面は、このような感じです。
メールの送受信や、デコメール・絵文字の入力ができます。
画像の添付もできるため、画像投稿サイトを作成する際にも使えそうです。
![]()
メールの送信元IPも、きちんとiモードセンタの各種情報 [nttdocomo.co.jp] のメールサーバのIPアドレスの範囲内となっており、IP制限がかかったサーバでも利用することができました。
感想としては機能も多くデザインも凝っており、思ったより良く出来ているなと感じました。
ただ、動きがやや遅く、メール作成の使い勝手はそれほど良くありませんでした。
ただ、それでも実機からメールを送るよりは遥かに楽なので、メールのドメインを判定して弾く処理が行われていたり、IPアドレスでの制限がかかったサーバなどで、PCからテストが行えない場合にはとても有用だと思います。
また、空メール登録を行うようなサイトでは、このiモード.netから空メールを送ることで、ケータイにメールが戻ってきますので、かなり楽することができます。
無料なら文句なしで利用するところなのですが、月200円という価格設定は微妙なところです。
申し込みから30日間は無料とのことですので、もう少し使いこんでみようと思います。
関連:
Flash プロの現場の仕事術 CS5/CS4/CS3対応
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方
ケータイHTML ポケットリファレンス
携帯サイト年鑑2010
PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル
携帯端末用Web制作バイブル 第2版
ブックレビュー:ユーザー視点でつくる 携帯サイト制作の基礎知識
札幌のソーシャルゲーム開発なら
