3キャリア対応の新ケータイエミュレータ「P1 Emulator」と実機を比較してみました
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札幌のNetFarm社が2008年3月25日付けで、3キャリアに対応するオールインワンエミュレータ「P1 Emulator」をリリースしたとのことなので、早速試してみました。

→ NetFarm ケータイマルチキャリア高機能テスター – P1エミュレータ [netfarm.ne.jp]

→ memokami::創造は組み合わせから 約500機種の携帯端末を網羅するケータイテストエミューレーター「P1 Emulator」を使ってみました [seesaa.net]

 

Windowsのインストーラー形式で配布されており、2000, XP, Vistaの32bit版に対応しているとのことです。
インストールの途中で、ライセンスキーの入力を求められますが、サイト上で登録を行うことで30日間無料のライセンスキーを貰うことができます。

p1emu_01.png

起動後の画面は次のようになっています。

p1emu_02.png

右にケータイ画面、左に詳細情報が表示されます。
プルダウンメニューを使って端末を変更できます。
リリース時点で502端末が登録されているようです。
世代やメーカー別などで分類されておりわかりやすいです。

p1emu_03.png

左の詳細情報は、ファイルサイズや文字コードを表示する「プロパティ」、DOMツリーを表示する「DOM」、リンク画面を一覧で表示できる「リンク」、HTML文法に間違いを確認できる「エラー」などかなり多機能です。
中でもHTTPヘッダ部のやり取りが見れる「HTTPログ」は便利そうな機能です。

p1emu_04.png

 

さて、気になる端末の再現度をチェックしてみましょう。
次のようなややいい加減なHTMLを作成し、3キャリアでテストしてみました。
→ test.html [ke-tai.org]

まずドコモのP905iです。

実機 エミュ
p1emu_p905i.jpg p1emu_p905i_emu.png

まずtdにheightを設定しているため、縦位置の解釈が違っており、テーブル内での文字位置が違いますね。
また入力フォームやボタンが表示されないのはなぜなのでしょう?

続いてauのW31Kでテストです。

実機 エミュ
p1emu_w31k.jpg p1emu_w31k_emu.png

今度はテキストエリアが表示されました。
submitボタンにvalueをつけていないため、違うボタン名となっていますが、これはしょうがないかもしれないですね。
ですが、テーブルの幅は再現されていませんし、au端末の特徴であるpタグの解釈(前後に空行が入らない)や、formタグの解釈(改行されない)が再現されていません。
これは少し残念です。

最後はソフトバンクの705SHです。

実機 エミュ
p1emu_705sh.jpg p1emu_705sh_emu.png

こちらもやっぱりテーブルの高さ、幅ともに反映されていないようです。
またエミュ側はW31Kと表示が同じように見えます。はたして書き分けは行われているのでしょうか?

 

感想としては、全部機種に対応するのは無理にしても、もう少しがんばって欲しいなというのが正直なところです。
しかしながら、まだベータ版ということもありますし、今後の発展に期待できそうです。
サイトには今のところ値段等は書いてありませんでしたが、30日のライセンスが切れたあとにどうなるのかも注目ですね。

 

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3 Responses to “3キャリア対応の新ケータイエミュレータ「P1 Emulator」と実機を比較してみました”

  1. 初めまして。フォームもかなり違うものですね。私もデザイン等のチェックを実機、3キャリアで試してみました。どうぞ、よろしくお願い致します。

  2. 研修講師さん
    コメントありがとうございます。
    サイト拝見させて頂きました。
    ドコモの再現性は完璧ですが、auがもう少しなのですね。
    参考になります。
    P1エミュレータはまだ開発途中だと思うので今後のバージョンアップが楽しみです。

  3. レスありがとうございます。こちらのリポートも参考になります。やはり、まだ実機は必要というのが実感ですね。全画面でコピーできるのは重宝しそうですが。

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