symmetric

ブックレビュー:モバイルデザインアーカイブの本。Ver.2.0    

2010/2/16 火曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

著者の津田様よりご献本いただきました。
ありがとうございます。
レビューを書かせていただきたいと思います。

 

→ Amazon モバイルデザインアーカイブの本。Ver.2.0 (携帯Webコレクション) [www.amazon.co.jp]

 

「モバイルデザインアーカイブの本。Ver.2.0 携帯Webコレクション」は、昨年発売された「モバイルデザインアーカイブの本」の続編です。 → そのときのレビューはこちら

 

今回は前巻よりも12サイト多い、計126サイトのキャプチャが収録されています。
(もちろん収録サイトに重複はありません)

内容としてはこちらのケータイサイトデザインを紹介するサイト「モバイルデザインアーカイブ」が、書籍になったという位置づけで、スクリーンキャプチャ集という感じです。

→ モバイルデザインアーカイブ トップ [mobiledesignarchive.jp]

 

前巻の時もそうでしたが、今回もamazonではさっそく品切れ状態となっているようですね、本書の人気のほどが伺えます。

使い方としては、サイトのデザイン作成を行う場合に、参考にしたいデザインのサイトを探したり、クライアントとの打ち合わせでイメージを掴む、といった形になると思います。

サイトのデザインを考える際の打ち合わせで、みんなで小さなケータイの画面を覗き込んで打ち合わせする、といった状態になったりしなくても済むのは嬉しいですね。

 

掲載サイト数も増えて、かつフルカラーなのにも関わらず、1600円という安価なお値段も助かるところです。

ケータイサイト構築にかかわる方であれば、即購入で後悔のない一冊といえるのではないでしょうか。

 

関連:

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加

ブックレビュー:「ケータイ白書2010」 – プレゼン資料や企画書の作成に欠かせない一冊    

2009/12/21 月曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

今年もこの本が出る季節となりました。
「ケータイ白書2010」のブックレビューです。

ケータイ白書2010

→ amazon ケータイ白書2010 [amazon.co.jp]

 

「ケータイ白書」は2005年から、年に1回毎年冬に発売されている、ケータイ業界に関わる人にとっては定番の本です。

その年のケータイ業界のトレンドや動向を分析し、その結果がグラフや図表にまとめられています。

 

今年の動向としては、やはりスマートフォンの台頭があげられるようで、iPhoneやAndroid端末について大きく取り上げられているようです。

詳しい内容や目次については、データの調査元でもあるこちらのサイトに掲載されています。

→ インプレス R&D 『ケータイ白書2010』を12 月3日に発刊 [impressrd.jp]

→ impress Direct:ケータイ白書2010 [direct.ips.co.jp]

 

この本の良いところは、業界の動向が詳細なデータやグラフと共に多数掲載されているところです。

プレゼン資料や企画書などを作る際に、これらの数値的な裏づけは必ず必要になってきます。

7,140円と価格はかなり高いのですが、技術職の方が動向を分析するのにはもちろん、営業・企画の方にとっても1年間使い倒せる本です。

モバイル関係の仕事をされている方にとっては、買っておいて損の無い1冊だと思います。

 

関連:

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加

ブックレビュー:ケータイサイトのレイアウト    

2009/12/4 金曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

先日こちらの書籍をネットで購入しましたのでレビューを書きたいと思います。

→ Amazon ケータイサイトのレイアウト 企業・キャンペーン・サービス・ブランディング……240pxのデザインテクニック [amazon.co.jp]

 

こちらの書籍「ケータイサイトのレイアウト」は、ケータイサイトのキャプチャを集めた書籍です。

同様のコンセプトの書籍には、先日レビューを書かせていただいた「携帯Webコレクション モバイルデザインアーカイブの本。」があります。
内容も構成もほぼ近い感じですね。

 

「FOOD & DRINKS」、「BEAUTY & HEALTH」、「GOODS & INFORMATION」の3つの章にわかれており、計60個のサイトが多くのキャプチャ画像付きで紹介されています。

デザインのポイント、配色のポイントなどは何点かの解説は書かれているものの、基本的にはキャプチャを載せただけのシンプルなページ構成になっています。

 

本書の一番のメリットはデザインカタログのように顧客に見せて、打ち合わせで使えるところです。

従来は顧客の要求するイメージを把握するのはかなり大変な作業でしたが、この本があればこちらに掲載されているサイトの中からイメージに近いものを選んで貰い、固めていくことができます。

実際に顧客に接する営業職の方やデザイナーの方にお勧めしたい一冊です。

 

関連:

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加

ブックレビュー:Linux-DB システム構築/運用入門    

2009/10/16 金曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

今回はケータイとは直接関係ありませんが、先日購入したDBについての書籍のレビューを書きたいと思います。

ケータイと関係ないとはいっても、全くそういうわけでもなく、ケータイサイトはPCよりもアクセスが集中するケースも多く、ページ遷移も頻繁で、その結果DBの負荷も大きくなりがちです。
パフォーマンスを意識したサイト作成は、必須の技術とも言えるでしょう。

今回ご紹介するのは、そのような技術を身に付けたい方にとってとても役立つ一冊です。

 

→ Amazon Linux-DB システム構築/運用入門 [amazon.co.jp]

 

結論から言うと、本書はかなりの良書だと思います。

MySQLのDB構築・設計に関わる方であれば、絶対に目を通しておいて損の無いといえる内容となっています。

Amazonでは評価の★がついていませんでしたので、実際に本屋で中身を見てみてから購入したのですが、これは買ってよかったです。
(後ほどamazonの方にもレビューを書いておきたいと思います)

 

目次は次のようになっています。

  • Chapter 01 論理ボリュームマネージャ(LVM)を活用する
  • Chapter 02 Heartbeatによるクラスタ環境の構築
  • Chapter 03 DRBDによるネットワークミラーリング(前編)
  • Chapter 04 DRBDによるネットワークミラーリング(後編)
  • Chapter 05 高可用サーバーの構築
  • Chapter 06 現場で使われる高可用構成
  • Chapter 07 DBサーバーのパフォーマンス概論
  • Chapter 08 インデックスのチューニング(前編)
  • Chapter 09 インデックスのチューニング(後編)
  • Chapter 10 DBサーバーのハードウェア選定
  • Chapter 11 SSDの効果とアプリケーションへの影響
  • Chapter 12 メモリ管理とスワップ領域の制御
  • Chapter 13 ファイルシステムとI/Oスケジューラ
  • Chapter 14 Linux-DBサーバーにおける負荷テストの心得
  • コラム

※詳細な目次はこちらに記載されています。
→ SE shop.com Linux-DB システム構築/運用入門 [seshop.com]

 

本書は、DBマガジンの連載「Linux-DB システム構築入門」が、今年の9月に書籍としてまとめられたものです。

Linux-DBシステムという題名になっていますが、特にLinuxに特化した内容というわけではありません。
BSDやSolarisなどにも十分に応用可能です。
また、DBとやや抽象的な題名にもなっていますが、ほぼMySQLをターゲットに書かれていると思って間違いありません。

 

内容は、どの章もかなり深いところまで突っ込まれており、現場のノウハウが詰まっています。

特に2章に渡って書かれたインデックスのチューニングについては、SQLを使うプログラマにとって必見です。

絞込みやソートなどの際に、どのようなメカニズムでインデックスが利用されるかといった点にポイントがおかれて書かれており、内部構造の理解につながります。

自分がDBについてまだまだ理解していなかったことを思い知らされる内容でした。

 

Heartbeatを使ったクラスタの構築などの高可用性に関する章も充実してますので(むしろそちらの内容がメイン?)、インフラ屋さんにとっても役に立つと思います。

また、SSDを使った場合の効果など、新し目の話題も載っているのが嬉しいですね。

 

このように入門という名前は付いているものの、かなり深い内容で満足度は高いと思います。
私は今やっている仕事で負荷に悩まされていたため、大変ためになりました。
これでパフォーマンスアップは確実です(笑)

全体として偏った内容の記述もなく、顧客の求める高可用性やパフォーマンスをいかに実現するかについて、バランスよく解説されています。
(著者は普段はMySQLのコンサルティング業務に就かれているとの記述があり、納得しました)

プログラマーの方もサーバ管理者の方も、データベースを触るお仕事につかれている方は、読んでおいて損の無い一冊だと思います。

 

関連:

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加

ブックレビュー:携帯サイト構築バイブル    

2009/9/30 水曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

本屋で見かけて買ってみましたので、レビューを書かせていただきます。

→ Amazon 携帯サイト構築バイブル [docomo/au/SoftBank/WILLCOM対応] [amazon.co.jp]

 

本書「携帯サイト構築バイブル」は、翔泳社から今月(2009年9月)に発売された携帯サイト開発のノウハウを紹介した技術書です。
著者はユーザビリティ調査などでおなじみの株式会社IMJモバイルさんです。

最初、本の中身を見るまでは、ケータイ本の中でも有数の良書「携帯端末用Web制作バイブル」の続編かと思い込んでいたのですが、本のタイトルも装丁も似ているのにも関わらず、全然違う中身でした。

携帯端末用Web制作バイブルでは、各キャリアのデータや仕様についてを淡々と解説している本でしたが、この本では架空の案件「会員制Flashコンテンツダウンロードサイト」をもとに、実際に現場に近い形で、開発を進めていく流れになっています。

 

目次はこちらのページに記載されています。(文字数が多いためここでは転載しません)

→ SEShop.com 携帯サイト構築バイブル

 

ご覧の通り、かなり盛りだくさんな内容になっており、ページ構成も小さい文字がびっしりという感じで読み応えがあります。

Linux(Debian)のインストールから、ApacheやMySQLの説明まで触れられているのは、さすがにやりすぎではないかという気がしますが、架空の案件を受注したところから納品までの流れを追うという形をとっているために、このような形になっているのだと思います。

 

ケータイに関する内容に関しても、かなり細かく章立てされて、あらゆることが網羅されている感じです。

ところが内容をよく読んでみると、微妙に情報が足りないと感じるところもあります。
例えば空メール送信による会員登録の部分を読むと、DNSのA/MXレコードやSPFなどに関する説明はあるのですが、肝心の受信方法についてこれではよくわからないのではないでしょうか。

びっしりと細かい説明はあるのですが、具体的にこれらの情報を使いこなすのには、それなりの前提知識とスキルとが求められると思いました。

 

しかしながら、これらケータイに関する細かい知識が、一冊の本の形でここまで集約された書籍は貴重だと思います。

特にswfmillによるケータイFlashの合成など、他の書籍ではあまり見ることができないような内容も多いです。

一度に読みきるのは少しハードですので、空いた時間で少しずつ読み進めたり、気になる箇所を調べたりして、手元に置いておくという使い方がよいかもしれません。

ケータイ開発に関するあらゆる知識を身に着けたいと思っている方にはお奨めの一冊といえると思います。

 

関連:

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加