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ブックレビュー:iPhone & Android スマートフォンサイト制作の教科書
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2011/11/2 水曜日 matsui Posted in ブックレビュー 1 Comment »

著者の一人である石本氏からご献本いただきました。ありがとうございます。

レビューを書かせて戴きたいと思います。

 

→ Amazon iPhone & Android スマートフォンサイト制作の教科書 [amazon.co.jp]

 

本書「iPhone & Android スマートフォンサイト制作の教科書」は、スマートフォンサイトのデザインや制作についてのノウハウを解説した入門書です。

著者は、こもりまさあき氏、谷拓樹氏、石本光司氏、いちがみトモロヲ氏、4名の共著という形になっています。

 

目次は次の通りです。

  • 序章 スマートフォン向けサイト制作をはじめる前に
  • 第1章 スマートフォン制作のための基礎知識
  • 第2章 制作・テスト環境のセットアップ
  • 第3章 スマートフォンサイトの企画、構造設計
  • 第4章 スマートフォン向けのパーツ制作
  • 第5章 HTML5による実装
  • 第6章 CSS3によるレイアウトと装飾
  • 第7章 JavaScriptを使ったインタラクション
  • 第8章 フレームワークやオーサリングツールを使ったサイト制作
  • 第9章 パフォーマンスの最適化
  • 付録 スマートフォン各機種 画面解像度一覧表

 

入門書というスタンスが取られていますので、スマートフォン向けサイト制作の基礎知識の部分から、制作に必要な環境の構築方法、どんなサイトを参考にしたらよいかのギャラリーなど、基本的な部分からしっかり解説されています。

しかしながら、基礎的なことしか書かれていないというわけではなく、タップなどスマホ特有のUIの解説や、HTML5・CSS3といった新しめの技術など、一歩進んだ部分の説明も書かれています。

 


画像や余白だらけだとか、文字でびっしりなどということはなく、どのページも適度なバランスで書かれています

 

また、jQuery Mobileや、各種スマホサイト向けフレームワークの紹介など、広く浅くではあるものの、幅広く解説がなされています。

むしろ後半部分は、入門書というにはやや高度すぎると言えるくらいかもしれませんが、このあたりは無理に理解しなくてはならない部分でもないので、これで良いのかもしれません。

 

全体として学習の流れを考えてうまく作られており、タイトル通り教科書として使える良書になっていると思います。

今後スマートフォン向けのサイトやサービスはどんどん増えていく傾向にあると思いますので、まだ制作の経験の無いかたは本書を参考に勉強をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

なお内容の一部は、こちらのサイトから見れるようになっています。
購入前に雰囲気がつかみたい方はどうぞご覧ください。

→ MdN Design Interactive iPhone & Android スマートフォンサイト制作の教科書 [mdn.co.jp]

 

関連:



ブックレビュー:PhoneGap入門ガイド
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2011/9/6 火曜日 matsui Posted in Android, iPhone, ブックレビュー No Comments »

書籍を購入しましたのでレビューを書きたいと思います。

 

→ Amazon PhoneGap入門ガイド [amazon]

 

本書「PhoneGap入門ガイド」は、その名の通り最近話題を集めているPhoneGapの技術解説書です。

著者は、アシアル株式会社著となっています。

PHP開発関連で有名な会社ですが、最近は「PhoneGap Fan[phonegap-fan.com]など、PhoneGapにも力を入れているようです。

 

PhoneGapは、カナダのnitobi社が開発しているHTMLとJavaScriptでスマートフォン向けのハイブリッドアプリを作るためのフレームワークです。

比較的近いものにはTitaniumMobileなどがありますが、PhoneGapはその簡便さや、AdobeのDreamWeaverなどとの連携面から、主にデザイナー層を中心に人気が出始めているようです。

 

目次は次のようになっています。

(※出版社のこちらのページに、より細かい目次があります)

  • 第1章 PhoneGapの紹介とその仕組み
  • 第2章 PhoneGapアプリ開発のための基礎知識
  • 第3章 PhoneGap開発環境を作ろう
  • 第4章 PhoneGapアプリ開発の流れ
  • 第5章 PhoneGapアプリの構成とAPI
  • 第6章 地図アルバムアプリを作ってみよう
  • 第7章 アプリケーションの配布

 

章立てを見て貰うとわかるとおり、PhoneGapとはといった部分から、開発環境の構築と開発の流れの説明までで、総ページの半分を占めています。

残りはAPIの説明、サンプル地図アプリの解説、申請の流れの紹介といったようになっており、全体としては初心者向けです。

内容を見ると、ひとつひとつなかなか丁寧に説明されていて、図や写真による解説も豊富です。

これであれば日頃プログラムに馴染みがあまり無い層の方でも、比較的抵抗なく付いていけるのではないかと思います。

ただJavaScriptに関する解説は一切ありませんので、その知識を有していることが前提となります。

JavaScriptに関する知識がない方は、別途入門書などを用意するべきでしょう。

 

第6章では、サンプルプログラムとして地図アルバムアプリが解説されており、Google Mapsの利用や、写真撮影機能の追加、位置情報の取得ということで、多くのエッセンスを含んだサンプルが取り上げられています。

ここはなかなか実践的で参考になるのではないでしょうか。

 

また第7章も、iPhoneとAndroidを使ったアプリの公開方法がまとめられており、このあたりも調べるのが面倒なところだったりするので、このようにまとまっているのは嬉しいかもしれません。

 

全体としてみると、内容がやや薄いところもありますが、入門ガイドという位置づけですので、この程度で抑えてあるのがよいのかもしれません。

PhoneGapはメジャーになりつつあるものの、まだまだ情報が少ないと思いますので、これから取りかかろうとしている方にとっては、本書は良い情報源になると思います。

 

関連:



ブックレビュー:iPhoneアプリで稼ごう
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2011/8/5 金曜日 matsui Posted in iPhone, ブックレビュー No Comments »

作者の一人である川畑様からご献本戴きました。
ありがとうございます。
早速読みましたので、レビューを書かせていただきたいと思います。

 

→ amazon iPhoneアプリで稼ごう [amazon.co.jp]

 

本書「iPhoneアプリで稼ごう」は、丸山弘詩氏、川畑雄補氏、脇俊済氏、三名による共著の、iPhoneアプリのマーケティングとプロモーションについて書かれた書籍です。

タイトルにもあらわれていますが、本書はいわゆる技術書ではありません。
帯にも「年間1億円のチャンス」「売れるアプリを作るための必需品」といったコピーが書かれており、序章でも自書の紹介で「稼ぐための指南書」という表現がとられています。
全体として「売れるにはどうすればいいか」ということをターゲットとした内容になっていると思います。

正方形に近い変形サイズの本となっており、ぱっと見でも目を引きますね。
また、通常の技術書などとは逆の右開きです。

 

目次は次の通りです。

→ マイコミ ブックス iPhoneアプリで稼ごう [book.mycom.co.jp]

 

基本的な流れは、

01 情報収集・準備編
02 企画・マネタイズ編
03 開発・受発注編
04 設計・デザイン編
05 プロモーション編
06 運用・サポート

のような形です。

 

さらに章の間に掲載されている有名アプリ制作者へのインタビュー記事があり、読み応えがあって参考になります。

◇Interview SM診断 臼井氏
◇Interview Art & Mobile 深津氏
◇Interview ノボット 小林氏
◇Interview tekunodo. 宮永氏
◇Interview 小学館 山本氏
◇Interview foryou,inc. 金田氏
◇Interview SpeedText 広部氏
◇Interview モバイル広告 事業部長

 

ページ数は約180ページ、前述のインタビュー記事がやや文字が細かく長文ですが、それ以外は図解が多く、文字も大きいため、割と抵抗なく読み切ることができると思います。

書かれていることはマーケティング面では一般的に使える内容のため、Androidやソーシャルゲームなど、他環境にも応用が利くとは思います。

しかしながら、例えばAppleに審査をリジェクトされたときの対応や、評価が荒れたときの沈静の仕方など、iPhoneアプリ独自の内容も多いです。

私のような開発者がうとい部分、例えばプロモーションの仕方や、プレスリリースの打ち方などといった部分にも触れてくれているので嬉しいですね。

 

私は技術者だからか、なかなかこういった本を手に取る機会がなかったのですが、読んでみるとなかなかためになり、面白いものですね。

値段も1680円+税と、技術書と比較すると全然安いので、iPhoneアプリを開発している方も、これから始めようという方も、手に取ってみて損のない一冊になっていると思います。

 

関連:



ブックレビュー:位置情報ビジネス ~「位置ゲー」が火をつけた新しいマーケット~
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2011/6/27 月曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

興味のある分野だったので先日購入してみました。
レビューを書かせていただきたいと思います。

 

→ Amazon 位置情報ビジネス ~「位置ゲー」が火をつけた新しいマーケット~ [amazon.co.jp]

 

スマホ、ガラケーともにモバイルでは欠かせない要素となりつつある位置情報サービスに関する本です。

著者は佐野正弘氏で、モバイルに関する書籍をいくつも書かれている方です。
当サイトでも以前「ケータイHTML ポケットリファレンス」のレビューを書かせていただいたことがあります。

 

目次は次の通りです。(MYCOM BOOKSのサイトより抜粋)

→ MYCOM BOOKS 位置情報ビジネス ~「位置ゲー」が火をつけた新しいマーケット~ [book.mycom.co.jp]

  • 第1章 「位置ゲー」誕生
  • 第2章 「コロプラ」が生み出した位置ゲーの価値
  • 第3章 広がる位置ゲーの熱狂
  • 第4章 スマートフォンが生んだ「ジオメディア」
  • 第5章 ソーシャルメディアに広がる位置情報
  • 第6章 「ケータイ文化圏」がもたらしているもの
  • 第7章 東日本大震災と位置情報コンテンツ

 

前半は、位置ゲーの歴史から始まり、コロプラとケータイ国盗り合戦、しろつくといったゲームの解説に多くのページを割いています。

ゲーム内容の説明はそこそこに抑え、主にそのビジネスモデルとそれを取り巻くユーザの環境ついて深く解説されている感じです。

親切に書かれているため、実際に位置ゲーと呼ばれるものをプレイしたことない人でも理解しやすい内容になっていると思います。

 

後半は、foursquareやロケタッチといったスマートフォン向けのサービスや、ミクシィチェックインのようなソーシャル系のサービスの解説。

これらの位置情報サービスが抱える問題と、日本におけるビジネスの考察について書かれています。

また東日本大震災における位置情報コンテンツの使われ方についても触れられています。

 

それほど厚い本ではないので、数時間あれば十分読みきることができます。

特に前半などはさらさらっと読めるので、最初は内容の薄い本なのかなと思ったりもしたのですが、後半に行くにつれ内容が充実し、実はなかなか読み応えのある本でした。

特に位置ゲーをやったことがない方や、主に地方での位置情報を使った集客に興味のある方、位置情報ビジネスの今後に興味のある方に特にオススメです。

 

関連:



ブックレビュー:WEB+DB PRESS Vol.62
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2011/4/27 水曜日 matsui Posted in ブックレビュー No Comments »

WEB+DB PRESSの最新号が発売になり、モバイル向けの新連載もありましたので、レビューを書かせて頂きたいと思います。

 

→ Amazon WEB+DB PRESS Vol.62 [amazon.co.jp]

 

目次と内容の概要は、こちらの出版社のページにあります。

→ 技術評論社 WEB+DB PRESS Vol.62 [gihyo.jp]

 

本号の特集は、

  • HTML5/CSS3/JavaScript実践入門
  • [速習]Amazon Web Services
  • Linuxの基礎知識

です。

第一特集は4月ということもあり、フレッシュマンに向けた記事になっているのだと思います。
実際に新人が入った場合は、このあたりを一から教えるのは結構面倒なものなので、このような記事の形でまとまっているのは嬉しいですね。

 

第二特集としては、最近東京リージョンができてますます盛り上がっているAWSについてです。
先日EC2でトラブルがあったりもしましたが、やはりクラウドサービスの中では定番の位置を築いています。
「賢い始め方・作り方・移行の仕方」ということで、はじめてAWSを使う方にとってはためになる記事になっているのではないでしょうか。

 

第三特集も、初心者向けの記事で「~Webアプリ開発者が押さえておきたい~Linuxの基礎知識」です。
vimの使い方やコマンドやパイプなど、Linux基礎的なところについて解説されています。

 

さて、当ブログを見に来る方であれば、モバイル向けの記事が気になっていると思いますが、本号からスマートフォン向けの新連載が始まっています。

「スマートフォン開発倶楽部」という連載タイトルで、第一回目として「開発ことはじめ iPhone&Android環境構築とUIの基礎」という記事が掲載されています。

7ページの記事で、序盤はiPhoneやAndroidの開発環境のセットアップの仕方について、後半は画面デザインのポイント、特にiPhoneとAndroidとでデザインを共通にするかどうかについての考察が書かれています。

このあたりのリソースの共用化は、両対応アプリを作っていく上ではどうしても意識しなくてはならないところですので、なかなか興味深いところです。

今後もiPhoneとAndroidの両方に対応するハイブリッドな内容に焦点を当てていく予定とのことですので、次回にも期待したいところです。

 

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