ニュースです。
アドビがモバイル向けFlashの開発打ち切りを決定したようです。
たぶん日本語で最初に流れたのはこの情報です。
→ Engadget Japanese アドビ、Android ブラウザ向け Flash の開発を終了へ(ZDNet報道)
→ Engadget Japanese 正式発表:アドビ、モバイルブラウザ向け Flash の開発を終了。HTML5へ注力
他のニュースサイトでも、かなり大きく取り上げられています。
→ CNET Japan アドビ、モバイル版「Flash Player」の開発を中止 [japan.cnet.com]
→ ケータイWatch 米アドビ、モバイル向けFlash Playerの開発打ち切りへ [k-tai.impress.co.jp]
また合わせてテレビなどの家電デバイス向けに作られたFlash Playerの開発も中止になるとのことです。
→ CNET Japan アドビ、テレビ向け「Flash Player」の開発も中止へ–モバイル版に続き [japan.cnet.com]
ここでいうモバイル向けFlashとは、Android端末はもちろん、ケータイに搭載されているFlash Liteも含まれると思われます。
恐らく日本だけのガラパゴス状態ではあるものの、国内ではまだまだ使われている技術なので、衝撃は大きいですね。
(これ以上バージョンアップしないので、ある意味開発はしやすくなりますが)
アドビとしては今後は「HTML5」に注力していくと発表しています。
今回の発表はモバイルだけですが、今後の技術のトレンドを担っていくのは、スマートフォンをはじめとするモバイルデバイスと言われていますので、PC版Flashの方向性にも少なからず影響が出てくると思います。
Flashエンジニアの方にとっては、大きなキャリアパス変更が求められるのではないでしょうか。
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