.Macメールがドコモで利用可能になる件の対策について
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携帯フィルタリング [itmedia.co.jp]や、ドコモとグーグルの提携 [impress.co.jp]など、かなり動きの激しいここ最近のケータイ業界ですが、今回は.Macメールがドコモで利用できるようになる件について触れたいと思います。

→ 日本通信 コネクトメール 公式サイト [keitai-pc.com]

→ CNET Japan .Macメールがドコモで利用可能に、ただしiモードは利用できず–日本通信の新サービス [cnet.com]

→ ITmedia +D モバイル 「iモードを解約してもいい」: 日本通信がMVNOでiモードの垂直統合モデルに風穴 [itmedia.co.jp]

 

日本通信が2月1日から開始する「ConnectMail」は、iモード端末でアップルが提供するインターネットサービス「.Mac」のメールを送受信できるサービスで、端末設定で接続先を「iモード」から「日本通信」に切り替えて使う、ドコモが提供する月額210円のiモードサービスに変わるもののようです。

詳しいサービスの内容は、上のリンクの記事を見ていただくとして、問題は2/1までにコンテンツ開発側として、どのように対応を取るかです。

大きく分けて2つの対策が必要になると思います。

  1. 「@mac.com」メールアドレスへの対応
  2. 日本通信のIPアドレス帯域へのアクセス許可

1のメールアドレスについては、メールアドレス入力時のセレクトボックスや、アドレス判定処理の修正はもちろんのこと、端末から送られてくる空メールなども「@mac.com」のアドレスとなるため、空メール登録を許可するドメインに加える必要があります。
PCから利用の「@mac.com」の場合は、弾くようにしたいところですが対策は難しいでしょうね。

2のアクセス許可は、ケータイのみからのアクセスを許可するために、ホスト名やIPアドレスによる制限をかけている場合は、日本通信のIPアドレスも許可リストに加えなくてはなりません。
IPアドレス帯域はこちらのページに記載されています。
→ 日本通信 コネクトメールに関するよくある質問 [keitai-pc.com]

上記に記載されているIPアドレスを逆引きすると、「tangomail.jp」というドメインが返ってきます。
調べてみると2007年12月28日から、既に同様のサービスを始めている会社があったようです。(丹後通信と日本通信の関係がよくわかりませんが・・・)
→ 丹後通信株式会社 TANGOメールサービス [tangocom.co.jp]

利用人数がどれくらい増えるかによると思いますので、ひとまずは2の対策だけを行って、様子見といったところでしょうか。
皆さんはどのように対応をされるか、教えていただけるとうれしいです。


 

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2 Responses to “.Macメールがドコモで利用可能になる件の対策について”

  1. matsuiさんこんにちは。

    ビジネス的観点から考えると、
    あえて何もしないと言う選択になりそうですね。
    人数が増えてくると考えなくてはいけませんが。

    これもiphone対応の序章でしょうか。

  2. memokamiさん
    コメントありがとうございます。
    やはり何もしないという対応になりそうですか。参考になります。

    iPhoneはこのままドコモになるのでしょうか。
    発売の際のインパクトはこの比ではないでしょうから、情勢が気になりますね。

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