Archive for 7月, 2010

ブックレビュー:職人芸としての携帯サイト制作 ケータイサイトの制作・運営でつまずく65のポイントとその解決策

2010/7/15 木曜日 Posted in ブックレビュー | No Comments »

本屋でこの和風な表紙がふと目にとまり購入してみました。 レビューを書かせていただきたいと思います。   → Amazon 職人芸としての携帯サイト制作 ケータイサイトの制作・運営でつまずく65のポイントとその解決策 [amazon.co.jp]   「職人芸としての携帯サイト制作」は、2010年3月に発売された書籍で著者は三森努氏。 モノクロ時代からケータイサイト開発に携わってきているとのことです。 サブタイトルは「ケータイサイトの制作・運営でつまずく65のポイントとその解決策」となっており、目次は次のようになっています。   目次を見るとわかるとおり、約170ページという比較的薄い本ながら、企画からデザイン・開発・運用まで、とても広く扱われています。 内容的にも具体的なプログラムやHTMLタグのサンプルなどは一切無く、概要のみの解説となっています。 書籍のタイトルが「職人芸としての・・・」とありますので、細かい端末別のノウハウやハックなどが掲載されてると勘違いしてしまうかもしれません。 通販などで中身を見ないで買う場合、この点は注意が必要ですね。   このあたり、デザイナーやプログラマが求めているものとは少し違うように感じます。 逆に言うとケータイサイト制作に必要なノウハウが、簡潔にまとめられており、ディレクターやマネージャーレベルの人が読むのには適した内容になっていると言えます。 1,800円と値段も安いため、前述のような管理職の方や、ケータイサイト初心者の方が最初に手に取る一冊としては悪くない本だと思います。   関連: ブックレビュー:ユーザー視点でつくる 携帯サイト制作の基礎知識 ブックレビュー:mixiアプリをつくろう!OpenSocialで学ぶソーシャルアプリ ブックレビュー:Ruby on Rails携帯サイト開発技法 Read more..

年代/男女別の人気サイトTop10がわかる「ケータイサイト番付」が更新されているようです

2010/7/14 水曜日 Posted in 記事紹介・リンク | 2 Comments »

以前にもご紹介したことのある、年代/男女別の人気サイトTop10がわかる「ケータイサイト番付」が更新されているようです。 以前は、なんだかよくわからないサイトがランクインしていたのですが、今回は集計方法を変えたのか、そこそこ納得のいくランキングになっており面白いです。   → ケータイWatch ケータイサイト番付・15歳~19歳(2010年5月) [k-tai.impress.co.jp] → ケータイWatch ケータイサイト番付・20代(2010年5月) [k-tai.impress.co.jp] → ケータイWatch ケータイサイト番付・30代(2010年4月) [k-tai.impress.co.jp] → ケータイWatch ケータイサイト番付・40代/50歳~(2010年4月) [k-tai.impress.co.jp]   モビットやアコムなどの金融系が目立ちますね。 これは広告メールやバナーなどの宣伝のせいかと思われます。 銀行も幾つかランクインしてますが、これは純粋に利用が多いということなのでしょうか、謎です。 40代/50代の男性に、ジョージア人生劇場、コカ・コーラ、爽健美茶、アクエリアスヒーローズと飲料系が連続ランクインしているのもよくわかりませんね。   エンターテイメント系は、ニコニコ動画やmixiモバイルなど大手と、コミック系などが食い込んでおり、だいたい納得の結果です。 色々と面白いランキングなので、チェックしてみてはいかがでしょうか。   関連: いま若者の間で人気のあるサイトのTOP10がわかる「ケータイサイト番付」 Xperiaの売れ行きと今後のスマートフォン動向が見えるリサーチについて ケータイラボで公式サイトのサイトマップ・公式サイト一覧などの情報が期間限定で無償公開されています Read more..

機種やキャリアによって異なる十字キーの操作性について解説された記事「入力フォームの操作性、機種による違いにご注意!」

2010/7/13 火曜日 Posted in 記事紹介・リンク | No Comments »

ちょっと良さげな記事をみかけたのでご紹介します。 携帯コンテンツ変換エンジンroundaboutでおなじみのシンメトリック社の技術ブログに、機種によって異なる十字キーの操作性とユーザビリティについて解説された「入力フォームの操作性、機種による違いにご注意!」というエントリーがありました。   → 株式会社シンメトリック公式ブログ 携帯開発から生まれる技術情報 - 入力フォームの操作性、機種による違いにご注意! [symple.jp]   ここ最近ドコモのiモードブラウザ2.0が普及してきたことから、ケータイサイトの操作の基準は大きく変わってきています。 今までフォーカス移動には、上下キーのみを使った操作が主流でした。 (ソフトバンクのみ上下+左右キー操作が可能でした)   ところが、iモードブラウザ2.0端末からは、ソフトバンク方式の操作形態になり、左右キーも使えるようになっています。 高いシェアを持つドコモの操作方法変更により、上下キーのみの操作を行う機種はauと旧ドコモ端末のみという少数派閥となりつつあります。 これらの違いを意識してフォームやリンクの配置を良く考えないと、使いづらいインターフェイスになってしまいます。   ご紹介しているエントリーでは、この辺りについて画像付きで解説されており、ためになる情報になっていると思います。 興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。   関連: フォームでのユーザビリティ向上のポイントを紹介した記事「PCサイトとこんなに違う!携帯サイトのフォーム設計ポイントとは」 livedoorディレクターブログに掲載されたモバイルデザインに関する記事「そのモバイルサイト見やすい? 使いやすい? ユーザビリティをアップさせるチェックポイント7」 実例をあげてケータイサイトのページ内構成を考察している記事「比較テストで見えた成果を出すモバイルECサイトのユーザビリティ」 Read more..

ブックレビュー:携帯サイト年鑑2010 – ケータイサイトの最新デザインがわかる厳選500サイト超掲載

2010/7/12 月曜日 Posted in ブックレビュー | 1 Comment »

著者の津田様からご献本いただきました。ありがとうございます。 レビューを書かせていただきたいと思います。   → amazon 携帯サイト年鑑2010 [amazon.co.jp]   携帯サイト年鑑2010は、ケータイサイトのキャプチャ画像をジャンル別にまとめた、モバイルウェブデザイナーのためのウェブデザインサイト集です。 著者はモバイルデザインアーカイブでおなじみの津田武氏です。 → モバイルサイトデザイン集のモバイルデザインアーカイブ 公式サイト [mobiledesignarchive.jp]   以前にも「携帯Webコレクション モバイルデザインアーカイブの本。」、「モバイルデザインアーカイブの本。Ver.2.0」と2冊の本が発売されており、今回で3冊目となります。 本自体のコンセプトはいままでと変わらず、サイトを作成する際のデザインのヒントとして、パラパラとページをめくり気に入ったサイトを探す、といった感じです。 サイトのキャプチャ画像と解説で構成されています   ですが、本書が今までと違う点は何といってもその「圧倒的な掲載量」です。 今までの書籍では、1冊あたり100サイト強だったのですが、この本ではなんと500を超えるサイトが紹介されています。 やはりこの豊富な選択肢の中から、デザインに参考できるサイトを選ぶことができるというのは嬉しいところですね。   掲載サイトはカテゴリ別に整理され、全サイトがカラーで紹介されており、デザイン上のポイントなどもコメントされています。 QRコードですぐアクセスできるようになっているのも便利です。 この短期間で3冊もシリーズ化するほど人気があるのもうなずけます。 ケータイサイト制作を行う方であれば、持っていて損のない一冊だと思います。   関連: ブックレビュー:DBマガジン2010年8月号「モバゲータウン構築/運用のすべて」 ブックレビュー:ユーザー視点でつくる 携帯サイト制作の基礎知識 ブックレビュー:mixiアプリをつくろう!OpenSocialで学ぶソーシャルアプリ Read more..

Pythonによるソーシャルアプリ開発事例についての記事「Python×Django×AWSによる モバイル向けソーシャルアプリ開発の裏側 」

2010/7/9 金曜日 Posted in 記事紹介・リンク | No Comments »

CodeZineに興味深い記事がありましたのでご紹介します。 「Python×Django×AWS」による モバイル向けソーシャルアプリ開発の裏側、というソーシャルアプリの開発事例に関する記事です。   → CodeZine 「Python×Django×AWS」によるモバイル向けソーシャルアプリ開発の裏側 [codezine.jp]   先日6月30日に行われた、mixiなどで多くのソーシャルアプリを開発している「株式会社gumi」のCTO 堀内氏によるセミナー「Python×Django×AWSで作るソーシャルアプリ ~3日に1つアプリをリリースできた理由~」のレポート記事とのことです。   開発にはPythonと、そのフレームワークである「Django」、サービス管理はGit、デプロイはCapistrano、サービス運用はAmazon Web Services(AWS)を利用しているとのことです。 記事内では、PythonやAWSを使った理由や、データベースの負荷分散に関する考え方などがまとめられており、なかなか興味深い内容になっています。   私も仕事でソーシャルアプリを作っているのですが、いろんなアプローチがあって面白いですね。 比較的短くて読みやすい記事ですので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。   関連: OSC 2010 北海道の発表で使用したスライド資料「PHPで大規模ブラウザゲームを開発してわかったこと」 ブックレビュー:mixiアプリをつくろう!OpenSocialで学ぶソーシャルアプリ ケータイ向けのOpenSocial プラットフォーム「gumi Platform」 Read more..