FacebookがPHPをC++に変換し高速化する「HipHop for PHP」を公開したようです
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本日はケータイとは直接関係ないのですが、すごいものを見かけましたのでご紹介します。
FacebookがPHPをC++に変換し処理速度を高速化するという「HipHop for PHP」を公開したとのことです。
→ candycane development blog PHPをC++に変換して高速化する「HipHop for PHP」をFacebookが公開 [blog.candycane.jp]
HipHop for PHPはPHPのソースコードをC++に変換するもので、FaceBookで実際に使われています。
このHipHop for PHPによってFacebookでは、Webサーバー上で約50パーセントのCPU使用量を削減できたとのことですから、かなりの高速化が可能なようです。
型はどうしてるんだろうとか、変換による不都合は起きないのだろうか、色々な疑問が出てきますが、情報を読む限りはベータ版とはいえ、FacebookのWebトラフィックの90%以上をさばいているとのことですので、それなりにうまく動いてしまうみたいです。
ケータイ案件は一般的にアクセス数が多くなる傾向があるので、速度面で困っている方も多いと思います。
いきなり全面適用というのは少し怖いものがあるかもしれませんが、速度改善の切り札となるかもしれません。
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
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2月 5th, 2010 at 1:42:16
> 型はどうしてるんだろうとか
C++をPHPに変換するならともかく、
PHPをC++にするのに型の心配は不要でしょう。