グーグルがAndroid用ネイティブコード開発キットをリリース、C/C++言語が利用可能に
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GoogleからAndroid用のネイティブコード開発キット(NDK[Native Development Kit])がリリースされたとのことです。
これにより、ライブラリ類をC/C++言語で書くことができ、既存ライブラリの流用や高速化が可能になるようです。

 

→ Android Developers Download Android 1.5 SDK, Release 2 [developer.android.com]

→ CNET Japan グーグル、「Android」用のネイティブコード開発キットをリリース [japan.cnet.com]

→ AndroidアプリでC/C++のライブラリを流用可能に,Googleが開発キット投入 [itpro.nikkeibp.co.jp]

→ engadget 日本語版 Google、Android 1.5 NDK提供開始、ネイティブアプリの作成が可能に [japanese.engadget.com]

 

通常AndroidアプリはJavade記述しますが、これによりCやC++で書かれたプログラムも利用することができるようになりました。

とはいっても、今回公開されたNDKは単独で動くものではなく、以前から公開されていたSDKと組み合わせて、NDK上でC/C++で書いたコードを呼び出す形で利用するようです。

 

生成されたライブラリはネイティブなコードとして動作するため、動作速度の向上が期待できますね。
Android端末などモバイル機器の場合は、CPUパワーが必ずしも豊富ではないので、このようなものがリリースされるのは価値があると思います。

また既存のコードをAndroidアプリ用のコードとして再活用できますので、車輪の再発明を避けることができそうです。

デメリットとしては互換性の低下や、デバッグが困難になる恐れがあるとありますが、こちらはまあしょうがないですね。

 

着々と脇を固めつつあるAndroidですが、iPhone勢との戦いは果てしてどのようになるのでしょうか。
とりあえずドコモから発売されるHT-03Aの発売が楽しみですね。

 

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