ブックレビュー:職人芸としての携帯サイト制作 ケータイサイトの制作・運営でつまずく65のポイントとその解決策
Tweet
本屋でこの和風な表紙がふと目にとまり購入してみました。
レビューを書かせていただきたいと思います。
→ Amazon 職人芸としての携帯サイト制作 ケータイサイトの制作・運営でつまずく65のポイントとその解決策 [amazon.co.jp]
「職人芸としての携帯サイト制作」は、2010年3月に発売された書籍で著者は三森努氏。
モノクロ時代からケータイサイト開発に携わってきているとのことです。
サブタイトルは「ケータイサイトの制作・運営でつまずく65のポイントとその解決策」となっており、目次は次のようになっています。
目次を見るとわかるとおり、約170ページという比較的薄い本ながら、企画からデザイン・開発・運用まで、とても広く扱われています。
内容的にも具体的なプログラムやHTMLタグのサンプルなどは一切無く、概要のみの解説となっています。
書籍のタイトルが「職人芸としての・・・」とありますので、細かい端末別のノウハウやハックなどが掲載されてると勘違いしてしまうかもしれません。
通販などで中身を見ないで買う場合、この点は注意が必要ですね。
このあたり、デザイナーやプログラマが求めているものとは少し違うように感じます。
逆に言うとケータイサイト制作に必要なノウハウが、簡潔にまとめられており、ディレクターやマネージャーレベルの人が読むのには適した内容になっていると言えます。
1,800円と値段も安いため、前述のような管理職の方や、ケータイサイト初心者の方が最初に手に取る一冊としては悪くない本だと思います。
関連:
- ブックレビュー:ユーザー視点でつくる 携帯サイト制作の基礎知識
- ブックレビュー:mixiアプリをつくろう!OpenSocialで学ぶソーシャルアプリ
- ブックレビュー:Ruby on Rails携帯サイト開発技法
最近の記事