ドコモのiモード系サービスのスマートフォン移行が気になる
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ドコモのiモード系サービスがどんどんスマートフォンに移植されています。

昨年の秋にサービスが始まったspモードをはじめとして、少しずつサービスの移植が進んでおり、先日の2011年夏モデルの発表会でも、情報配信サービス「iチャネル」や、呼出音設定サービス「メロディコール」、テレビ番組表「Gガイド番組表」、オークションサービス「楽オク」の4サービスの提供スケジュールが発表されました。

→ ケータイWatch iモード系サービスが続々スマートフォンに対応、継続利用可能に [k-tai.impress.co.jp]

 

これらの細かいサービスの移植は良いとして、もっとも気になるのはいわゆる「公式サイト」です。

マイメニューから入ることのできるこれらのガラケー専用のサービスはかなりの数が存在しています。

厳しい審査が必要なものの、月額課金制が基本になっており、ユーザもそれに慣れきっているため、比較的ビジネスモデルを構築しやすい形になっています。

 

この公式サイトの認証・課金方式が、今年の冬にはスマートフォンからも利用できるようなるようです。

今年冬には、スマートフォン向けにiモードの課金・認証の仕組みを導入。iモード端末ユーザーが「マイメニュー」をそのまま引き継ぎ、iモード公式サイトコンテンツをスマートフォンでも利用できるようにする。

と書かれていますので、あくまで憶測ですが、おそらく現在使われている認証方法である「NULLGWDOCOMO」方式がそのまま採用されるのではないでしょうか。

→ CNET Japan 「iモードサービスのスマホ移行は有力な武器」–ドコモ山田社長 [japan.cnet.com]

→ ITmedia +D Mobile 「スマートフォンでiモード」を普及の「武器」に ─ ドコモ夏モデル発表 [www.itmedia.co.jp]

 

ドコモとしては、これらの巨大な資産をなんとかスマートフォンに引き継いで行きたいところだと思うので、今後の動向に注目したいところです。

また他キャリアの対応もどうなっていくか気になるところですね。

 

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