2009/7/17 金曜日 Posted in ニュース, 記事紹介・リンク | 3 Comments »
本日7月17日、総務省が行ったという調査結果が公開されていましたのでご紹介します。 ケータイ向けのコンテンツやECサイトなどモバイルビジネス市場に関する調査で、業界の動向分析やマーケティングなどの参考になる資料となっていると思います。 → 総務省 報道資料一覧 モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果 [soumu.go.jp] → PDF資料 モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果 モバイルビジネス市場は、2008年の時点で1兆3,524億円(前年比17%増)と、不況の中でも大幅な成長を見せているとのことです。 この資料では、大きくモバイルコンテンツとモバイルコマース系の2つに分けて集計されており、それぞれ着メロ・着うた・待ち受け・ゲーム、物販系・サービス系など、細かいジャンルに区切った動向も掲載されています。 今後どのカテゴリが伸びて行き、力をいれていけばよいのかといった指針にもなると思いますので、興味のある方はぜひ見てみてはいかがでしょうか。 関連: 総務省が携帯サイトの視聴率を算定する事業を開始するとのことです ケータイ向けメルマガ作成の指針となる資料「携帯電話のメールマガジンに関するユーザビリティ調査」 ブックレビュー:「ケータイ白書2009」 - モバイルビジネスの今がわかる一冊 Read more..2009/7/3 金曜日 Posted in タレコミ, ニュース | 2 Comments »
2日続けてkanbeさんからのタレコミです。 (いつも情報提供ありがとうございます) リクルートの運営するケータイサイト「R25式モバイル」が7月末をもって終了するとのことです。 → ITMedia News 「R25式モバイル」終了 月間1億3000万PVも「広告主はモバイルよりPC」 [itmedia.co.jp] → J-CASTニュース 「R25式モバイル」突然終了の「なぜ」 [j-cast.com] R25式モバイルは、リクルートのフリーペーパー「R25」ケータイ版として2005年7月からサービスを開始していました。 ニュースやコラムなどの情報を掲載して、月間1億3000万ページビューものアクセスがあったそうです。 ところがこのページビュー数は収益にはうまく繋がらなかったようです。 以下はJ-CASTニュースの記事内にあるリクルート広報部のコメントからの引用です。 「R25は、紙媒体・PCサイト・モバイル・リアル広告というクロスメディアとして広告主に提案していたが、モバイルに広告を出稿したいというクライアントのニーズが低かった。モバイルよりもPCサイトに出稿したいという要望が強かったので、今後はPCサイトに資源を集中したほうがよいと判断した」 このようにPCへの需要はあったものの、モバイル広告へのニーズ自体が少なかったことが原因としています。 R25がPC・モバイル・フリーマガジンと複数のメディアを持っていたということも関連しているのかもしれませんが、モバイルに関わる立場としては、このような状況は少しショックですね。 確かに普段ケータイサイトを見ていると、ややアダルト向けなマンガ販売やサラ金などの広告ばかりをよく目にします。 おそらくそれ以外の広告はなかなかつかないのでしょう。 ケータイ向けの広告ビジネスはまだこれから、という意見もありますが、モバイルサイト運営のビジネスモデルを考えるには、ひとつのよい事例となるかもしれませんね。 関連: 総務省が携帯サイトの視聴率を算定する事業を開始するとのことです ケータイ向けメルマガ作成の指針となる資料「携帯電話のメールマガジンに関するユーザビリティ調査」 今のケータイ利用者の動向がわかる「PCと全く異なるモバイルサイトの “真のユーザー層”を見極めよう!」 Read more..2009/5/27 水曜日 Posted in 記事紹介・リンク | No Comments »
以前にもご紹介させていただたことのある、無料で広告もロゴもでないというケータイアクセス解析ソフトのmyRTモバイルですが、いつの間にか携帯端末の利用実態データも無償で公開しているようです。 → myRT mobile 携帯端末インターネット利用実態データ [myrt.auriq.com] → myRTモバイル トップページ [myrt.auriq.com] 利用実態データの調査項目については次のようになっています。 ショッピング、ブログなど、サイトの内容別の比率 キャリア 各キャリアごとの人気機種 ワンセグ、Felicaなど機能別の搭載比率 画面サイズ 通常この手の情報は数ヶ月遅れで掲載されたりするのですが、このサイトの場合は1ヶ月前のデータが掲載されており対応が早いのがいいですね。 ユーザの動向を分析したり、サイトを構築する際の対応機種を決定したりするのに役に立つのではないでしょうか。 関連: 無料で広告やサービスロゴなども表示されないアクセス解析ツール「myRTモバイル」 ケータイサイトでGoogle Analyticsを利用するためのライブラリ ケータイ用無料アクセス解析サービス「うごくひと」がバージョンアップ Read more..2009/4/16 木曜日 Posted in ニュース | No Comments »
ちょっと気になるニュースを見つけましたのでご紹介します。 総務省が官民共同で携帯サイトの「視聴率」を算定する事業に乗り出すとのことです。 → NIKKEN NET IT+PLUS 携帯サイト視聴率を算定 広告の効果検証、官民共同で秋に実験 [it.nikkei.co.jp] 記事内では、 景気後退下で個人消費を喚起するには、緻密(ちみつ)な分析が欠かせないと判断。携帯広告に関する判断基準を設ける事業を育てることで、携帯と関連市場の効率化や底上げを目指す。 新たに始めるのは、携帯電話に載せている企業のホームページやサイトを、携帯利用者がどのように見ているのかを分析する事業。テレビの視聴率算定法を参考に、参加者を募って情報を集めて分析し、企業に還元する仕組みを構築する。 と説明されています。 テレビなどと同じように、抽出検査を行ってサイトを順位付けするということでしょうか。 上記のNIKKEI NET上だけに掲載されている記事のため、記事の信憑性は微妙なところかもしれませんが、実現すればケータイサイトの広告のあり方が一気に変わってしまうかもしれませんね。 続報が気になるところです。 関連: ケータイ向けメルマガ作成の指針となる資料「携帯電話のメールマガジンに関するユーザビリティ調査」 今のケータイ利用者の動向がわかる「PCと全く異なるモバイルサイトの “真のユーザー層”を見極めよう!」 今からでも遅くない! これから始めるケータイマーケティング入門 (Web担当者Forum) Read more..2009/3/26 木曜日 Posted in 記事紹介・リンク | No Comments »
MarkeZineに興味深いリサーチ結果が載っていましたのでご紹介します。 ケータイサイトを作っていく上で、最も大事な分析要素のひとつであるユーザ層についての調査です。 → MarkeZine PCと全く異なるモバイルサイトの“真のユーザー層”を見極めよう! [markezine.jp] ケータイサイトはPCサイトと比べると、利用者のユーザ層が全く違うため、コンテンツの作りを意識して変えていく必要があるケースが多いです。 この記事ではどのようなユーザが実際にサイトを使っているのか、という点に焦点を当てて分析を行っています。 1つ目の調査では、1日1回以上ケータイサイトを利用するというヘビーユーザの割合を性別と年齢別に分析しています。 その結果、10~20代の若い層と女性が積極利用する傾向が強いとのことです。 女性の方がヘビーユーザが多いというのは、PCと大きく異なる点ではないでしょうか。 続いて2つ目の調査では、地域別のユーザ動向について調べています。 SNSの利用者数や、モバゲーのサークル数から分析を行っているのですが、地方のユーザの方が積極的に利用しているとのことです。 こちらも少し意外な結果ですね。 他にも大人のモバゲーユーザの特徴など、興味深い調査結果が紹介されています。 既にケータイサイトをお持ちの方にとっても、これから作成しようという方にとっても、ユーザ層を分析し今後の舵取りを行う上で、役に立つ記事ではないでしょうか。 関連: モバイルに関するユーザ動向・意識を調査した無料のデータ資料「Mobile User Book 2009」 ブックレビュー:「ケータイ白書2009」 - モバイルビジネスの今がわかる一冊 今からでも遅くない! これから始めるケータイマーケティング入門 (Web担当者Forum) Read more..