本日は、ケータイサイトの開発に便利なFirefoxアドオン「Modify Headers」をご紹介します。
ケータイ向け開発を行っていると、ログイン部分のプログラム作成などで、端末IDを取得したいケースがあります。
エミュレータには端末ID出力のための機能がついていたりするのですが、そのためにいちいちエミュレータから操作するのは面倒です。
「Modify Headers」を使うことで、HTTPヘッダを指定の通りに書き換えることができるため、携帯電話になりすまし端末IDを出力することができます。
→ FireFox Add-ons Modify Headers [mozilla.org]
インストールは上記のページ内から行えます。
インストールが完了すると「ツール」メニュー内に、「Modify Headers」というメニューが追加されますので、そこから設定を行うことが出来ます。
ドコモのiモードIDであれば、「X-DCMGUID」に適当な7桁の英数字を、
auのサブスクライバIDであれば、「X-UP-SUBNO」に「14桁の数字_xx.ezweb.ne.jp」をセットしてやればOKです。
※Modify Headersは、デフォルトでは上記のウィンドウを開いていないと、ヘッダ書き換えの動作をしないようなので注意してください。(Configurationから設定できます)
なお、ドコモのutn認証や、ソフトバンクのシリアルIDの場合は、値がユーザエージェントに出力されるので、以前にご紹介した、「User Agent Switcher」を使うと便利です。
→ PCからケータイのユーザエージェントを詐称するには(Firefox編)
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