2008年3月31日から開始されるiモードID通知機能(続報)
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2008/2/28 木曜日 matsui Posted in DoCoMo, ニュース No Comments »

先日ご紹介したiモードで端末を識別するための機能「iモードID」の続報です。

ケータイWatchに、iモードIDに関する記事が載っています。
ドコモの封入物を除けば、ブログや掲示板などの情報しかなかったため、初の信頼できるソースといえるのではないでしょうか。

→ ケータイWatch ドコモ、ログインの手間をはぶくユーザー識別機能「iモードID」

 

携帯電話番号に紐付いて発行され、番号変更などがなければ、1ユーザーに対して1つのiモードIDという形になる。

とのことですので、やはり先日ご紹介した通り、携帯番号に対してユニークなIDとなるようです。
また、対応機種は全てのiモード端末となるようです。これも嬉しいですね。

iモードの他にiチャネルでも利用できますが、開始当初はiアプリでの利用はできないとのことです。
(そのうち対応するつもりということでしょうか?)

なお、詳しい仕様は、開始日となる3月31日に、ドコモサイト内の作ろうiモードコンテンツ [nttdocomo.co.jp]内で公開される予定とのことです。

技術仕様はできればサービス開始前に公開して欲しいですね。
かなり便利な機能になると思われるため、3月31日が待ち遠しいです。

 

追記:
ドコモ公式サイトにお知らせが掲載されました。

→ NTTDoCoMo 重要なお知らせ 『iモードID』の提供開始について [nttdocomo.co.jp]

 

関連:



2008年3月31日からiモードID通知機能が開始されるようです
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2008/2/20 水曜日 matsui Posted in DoCoMo, ニュース 2 Comments »

2008年3月31日から、iモードID通知機能が開始されるようです。

→ NTTドコモ 請求書同封冊子 おしらせ 2008年2月号 [nttdocomo.co.jp]
※PDFファイルです

iモードでは、今までもタグに「utn属性」を付けることで端末IDを取得はできたのですが、必ず確認のダイアログが表示されてしまい、ここぞという場所でしか使えませんでした。(ただし公式サイトではいつでもIDを取得可能)
今後は、iモードメニューからの設定で、「通知/非通知」を設定できるようになるようです。
形としてはソフトバンクとほぼ同じですね。
なお、初期設定値は「通知」とのことです。

これでようやく3キャリアとも識別用のIDが取得できるようになりますね。

なお、この「iモードID」は、現在のutn属性で取得できる「端末製造番号(movaの場合)」や、「FOMAカード製造番号」とは別物のようで、電話番号毎に発行されるユニークなIDとなり、機種変しても変わらないとのことです。

 

関連:



YouTubeがDoCoMo端末に対応したというので試してみました
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2008/1/28 月曜日 matsui Posted in DoCoMo, ニュース No Comments »

2008年1月24日付けで、YouTubeがドコモの一部端末での視聴に対応したというので試してみました。

→ The Official YouTube Blog モバイルで YouTube [youtube.com]

→ ケータイWatch YouTube、ドコモの携帯電話で動画ストリーミング再生が可能に [impress.co.jp]

→ ITMedia +D Mobile YouTube、ドコモの904i/905iシリーズに対応 [itmedia.co.jp]

 

904iシリーズと905iシリーズが正式対応とされていますが、短めの動画なら900iシリーズ以降、703iシリーズ以降(Pを除く)でも動くはずとのことです。
今回は手元のP905iでテストしてみました。
(※画像はクリックで拡大します。なお下記画像内で表示されている動画は適当に選んだもので、特に意味はありません)

モバイル版YouTubeトップにアクセスすると、次のような感じでページが表示されます。
少しニコニコ動画と似た感じですね。
20080128-youtube1.jpg

動画を選択したページ。
20080128-youtube2.jpg

「動画を見る」を押すと、ストリーミング再生を行うかどうかのダイアログが表示されます。
20080128-youtube3.jpg

「YES」を選択すると、端末内臓のムービーアプリで再生が始まります。
ニコニコ動画と違って専用のiアプリではありません。
20080128-youtube4.jpg

少し使ってみた限りでは、レスポンスも良く、実用レベルで視聴できる感じです。
auやSoftBank端末への対応は、いつになるのかが気になるところですね。



.Macメールがドコモで利用可能になる件の対策について
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2008/1/25 金曜日 matsui Posted in DoCoMo, ニュース 2 Comments »

携帯フィルタリング [itmedia.co.jp]や、ドコモとグーグルの提携 [impress.co.jp]など、かなり動きの激しいここ最近のケータイ業界ですが、今回は.Macメールがドコモで利用できるようになる件について触れたいと思います。

→ 日本通信 コネクトメール 公式サイト [keitai-pc.com]

→ CNET Japan .Macメールがドコモで利用可能に、ただしiモードは利用できず–日本通信の新サービス [cnet.com]

→ ITmedia +D モバイル 「iモードを解約してもいい」: 日本通信がMVNOでiモードの垂直統合モデルに風穴 [itmedia.co.jp]

 

日本通信が2月1日から開始する「ConnectMail」は、iモード端末でアップルが提供するインターネットサービス「.Mac」のメールを送受信できるサービスで、端末設定で接続先を「iモード」から「日本通信」に切り替えて使う、ドコモが提供する月額210円のiモードサービスに変わるもののようです。

詳しいサービスの内容は、上のリンクの記事を見ていただくとして、問題は2/1までにコンテンツ開発側として、どのように対応を取るかです。

大きく分けて2つの対策が必要になると思います。

  1. 「@mac.com」メールアドレスへの対応
  2. 日本通信のIPアドレス帯域へのアクセス許可

1のメールアドレスについては、メールアドレス入力時のセレクトボックスや、アドレス判定処理の修正はもちろんのこと、端末から送られてくる空メールなども「@mac.com」のアドレスとなるため、空メール登録を許可するドメインに加える必要があります。
PCから利用の「@mac.com」の場合は、弾くようにしたいところですが対策は難しいでしょうね。

2のアクセス許可は、ケータイのみからのアクセスを許可するために、ホスト名やIPアドレスによる制限をかけている場合は、日本通信のIPアドレスも許可リストに加えなくてはなりません。
IPアドレス帯域はこちらのページに記載されています。
→ 日本通信 コネクトメールに関するよくある質問 [keitai-pc.com]

上記に記載されているIPアドレスを逆引きすると、「tangomail.jp」というドメインが返ってきます。
調べてみると2007年12月28日から、既に同様のサービスを始めている会社があったようです。(丹後通信と日本通信の関係がよくわかりませんが・・・)
→ 丹後通信株式会社 TANGOメールサービス [tangocom.co.jp]

利用人数がどれくらい増えるかによると思いますので、ひとまずは2の対策だけを行って、様子見といったところでしょうか。
皆さんはどのように対応をされるか、教えていただけるとうれしいです。



ドコモの新迷惑メール対策「宛先指定受信」を試してみました
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2008/1/24 木曜日 matsui Posted in DoCoMo, ニュース No Comments »

2008年1月23日から、ドコモの迷惑メール対策機能に、「宛先指定受信」が追加されました。
これは従来、なりすまし等の迷惑メール対策機能を有効にした場合、転送を利用したメールやMLなどが受信できないケースがあったためです。

→ NTTドコモ iモードメールにおける迷惑メール対策機能の改善 [nttdocomo.co.jp]

→ ITmedia +D モバイル ドコモ、MLあてメールや転送メールを確実に受信できる「宛先指定受信」を提供 [itmedia.co.jp]

 

「iメニュー」→「料金&お申込・設定」→「オプション設定」→「メール設定」→「迷惑メール対策」→「受信/拒否設定」に、次のようなメニューが追加されています。

atesaki_01.jpg

「宛先指定受信」ボタンを押すと次の設定画面が表示されます。

atesaki_02.jpg

アドレスは全部で10件まで登録できるようです。

私はMLソフトとして主にezmlmを使っているのですが、従来はこのようなメニューがなかったため、仕方なくheaderaddファイルに、From上書きの設定を追加して使っていました。
今後はこの宛先指定受信機能で全て解決ですね。

またコンテンツプロバイダの方も、提供しているサービスによっては、従来のドメイン・アドレス指定受信方式よりも、こちらの宛先指定受信の方式の設定を促した方が、メリットが出るケースもあるかもしれません。
一度検討してみると良いと思います。

なお、auはすでに同様のサービスを提供しているようです。
→ KDDI au 迷惑メール防止方法 宛先指定受信 [kddi.com]

 

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