PerlでCPANモジュールを組み合わせてモバイルサイトを作る方法を紹介するプロジェクト「MobileCat」
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2008/8/12 火曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク 1 Comment »

本日は、PerlでCPANモジュールをさまざま組み合わせてモバイルサイトを作る方法を紹介するプロジェクト「MobileCat」をご紹介します。

→ MobileCat トップページ [mobilecat.koneta.org]

→ Elementary, … CPAN モジュールを使って楽に携帯サイトを作る方法 (紹介ページ) [e8y.net]

→ tomi-ruのモバイル日記 ブログで告知した (作者tomi-ruさんのブログ) [hatena.ne.jp]

 

このMobileCat (http://mobilecat.koneta.org/) のページ自体がデモサイトとなっており、Perlのフレームワーク「Catalyst」を使って作られています。

名前の由来は、Mobile + Cat[alyst] なので「MobileCat」とのことです。


ケータイから見たところ

 

特に参考になるのは、「ソース逆引き」のページです。

→ MobileCat ソース逆引き [mobilecat.koneta.org]

機能面から見たソースと利用モジュールを参照できるため、とてもわかりやすいです。
Perlを使ってモバイルサイトを作成しようと考えている方は要チェックではないでしょうか。


ロゴのネコがかわいいです

 

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PHPで携帯位置情報を扱うライブラリ「Geomobilejp_Converter」(ウノウラボ)
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2008/8/8 金曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク No Comments »

ウノウラボさんで、PHPで携帯位置情報を扱うライブラリための「Geomobilejp_Converter」が公開されていますのでご紹介します。

1週間くらい前にリリースされたものなのですが、紹介するタイミングを逸してしまい、すっかり遅くなってしまいました。

→ ウノウラボ PHPで携帯位置情報を扱うライブラリ「Geomobilejp_Converter」を作りました [unoh.net]

 

以下公開ページからの引用です。

日本のモバイル端末のGPS機能で送信される情報を想定した、緯度経度フォーマット、測地系の相互変換ライブラリです。また、緯度経度からdocomoの提供するオープンiエリアのエリアコードやエリア名を取得することができます。
例えば、「位置情報付きで掲示板に書き込む」などの機能を簡単に実装することができます。

フォーマットや測地系の変換は、GPS系のプログラムを作る際にはほぼ必ず必要になりますし、緯度経度からエリア名が取得できるという機能も便利ですね。

PHPのバージョン5で動作し、ライセンスは「New BSD License」とのことです。

 

なお、GPSによる緯度経度の取得をサポートするライブラリとして、「Net_UserAgent_Mobile_GPS」というものもあります。
位置取得プログラムの作成をお考えの方は、こちらも合わせて確認してみてはいかがでしょうか。

→ GPS PEARライブラリ / Net_UserAgent_Mobile_GPS [mgps.org]

 

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ドコモ用にCSSをインライン化してくれるPHPライブラリ「toInlineCSSDoCoMo」がバージョンアップ
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2008/8/7 木曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク No Comments »

以前ご紹介した、ドコモのCSSをインラインに埋め込む形に自動変換してくれるPHPライブラリである「toInlineCSSDoCoMo」がバージョンアップしたようです。

→ アシアルブログ toInlineCSSDoCoMoをバージョンアップしました [asial.co.jp]

 

以前書いた紹介記事はこちらです。

→ ドコモのCSSをインラインに埋め込んでくれるPHPライブラリ「toInlineCSSDoCoMo」

→ ドコモのCSSをインラインに埋め込んでくれるPHPライブラリ「toInlineCSSDoCoMo」(続き)

 

ケータイサイト構築の中で、大きな課題となっているのが、ドコモ端末が外部CSSの読み込みに対応していないという点です。

この「toInlineCSSDoCoMo」を利用することで、外部CSSを自動で「style=”xxx”」形式に置換してくれますので、ケータイサイトのHTML作成がぐっと楽になります。

今回のバージョンアップでは以下の点が修正されたとのことです。

  • 内部での変換をUTF-8で行うように
  • 数値文字参照と実体参照を実行時にエスケープ
  • XML宣言の逆転現象を回避するように修正
  • エラー処理モードを追加し、strictモードのときのみ例外を投げて、それ以外の時は無視するように

私はお盆前進行により、まだ試せていないのですが、前回のバージョンで問題となっていた箇所の多くが改善されているようですね。
手が空きましたらすぐに活用したいと思います。

また上記ブログによると、ソフト名がイケてないとの指摘をうけたらしく、変更を考えているとのことです。
ステキなネーミングに期待したいと思います。(←プレッシャー)

 

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無料で使えるケータイアクセス解析サービス「うごくひと」
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2008/8/6 水曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク 2 Comments »

無料で使える携帯サイト用アクセス解析サービス「うごくひと」が、株式会社ユーザーローカルから本日リリースされたとのことです。

→ ユーザーローカル うごくひと 携帯アクセス解析ツール トップページ [nakanohito.jp]

→ CNET Japan モバイルサイト向け解析ツール「うごくひと」、訪問者の属性や使用機種も [cnet.com]

 

以下引用です。

「うごくひと」は、PCサイト向けアクセス解析サービスである「なかのひと」の携帯サイト向けツールです。
この「うごくひと」では、携帯サイトへのアクセス数や検索キーワード分析といった通常の Web アクセス解析機能のほか、年齢・性別の傾向などのユーザー層分析、アクセスしてきた携帯端末の機能や画面サイズの分布などの端末分析、どんな携帯機種がいつアクセスしてきたかが時系列で分かる足あと機能などを提供します。

解析画面のサンプルはこちらからご覧になれます。

→ うごくひと 携帯アクセス解析ツール サンプル [nakanohito.jp]

 

ただのアクセス数解析にとどまらず、年齢や性別・地域など、ユーザ分析機能が非常に充実しています。
(しかしながらこれらは、全体の平均値を推測するもので、ユーザの年齢や性別を特定するものではないようです。)

その他、ケータイ端末分析機能や、検索キーワード分析機能、時間帯トレンド分析機能など、ユニークなネーミングとは裏腹に、アクセス解析に必要な要素がしっかりと備えられています。

 

ただし制限事項として、次の2点があります。

  • 設置できるサイトアクセスは1日あたり2万ページビューまで
  • 次のような小さなバナーが表示される → 

ケータイ向け無料アクセス解析ソフトは、今までこれといったものが無かったのが現状でした。
上記のような点を加味しても、この「うごくひと」はケータイアクセス解析の決定版と言えるのではないでしょうか。

早速、当サイトのモバイル版にも導入してみました。

 

なお、今回このサービスを紹介させていただいたきっかけは、お問い合わせフォームからプレスリリースが届いたためです。

ke-tai.orgでは、当方が有用なサービス・面白いサービスと判断させていただいた場合は、エントリー内で無料でご紹介させていただきます。

また、モバイルに関連するイベント・勉強会などの告知も歓迎です。
お気軽にご相談ください。

(内容によってはお断りさせていただくケースがございます。ご了承ください。)

 

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2008年夏のケータイアクセスシェア(livedoorディレクターBlog)
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2008/8/5 火曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク No Comments »

livedoorディレクターBlogに、2008年夏のケータイアクセスシェアに関するエントリーが掲載されています。

2008年7月のケータイlivedoorトップへのアクセスシェアを元に、ケータイ電話業界の動向を分析した記事のようです。

→ livedoorディレクターBlog 2008年夏、「ケータイ livedoor」のアクセスシェア [ivedoor.jp]

 

キャリア別のアクセス比率は

  • docomo: 48%
  • au: 44%
  • SoftBank: 8%
  • Willcom: 0.3%

とのことです。

ソフトバンクが好調という割には、あまりシェアは伸びていないようです。
Willcomは相変わらずで、非対応にしても問題ないかな、というレベルですね。

 

3G端末とそれ以外の比率は、

  • docomo: FOMA 97%, PDC 3%
  • au: WIN 94%, その他 6%
  • SoftBank: 3G 98%, その他 2%

となっており、余程ユニバーサルなサービスでなければ、いよいよ3Gのみの対応で大丈夫そうです。

その他記事内では、ドコモ端末のシェアなどについても触れられています。

サイトの対応機種を決める際などの判断材料として、役に立つのではないでしょうか。

 

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