モバゲーのフレームワークがオープンソースとして公開されました
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以前にも「モバゲータウンの基盤モジュールがオープンソース化」の記事でお伝えしましたが、2008年5月16日付けで、あのモバゲーで使用されているフレームワークがオープンソースとして公開されました。

→ SourceForgeJP MobaSiF (Moba/Mobile Simple Framework) [sourceforge.jp]

→ CNET Japan DeNA、「モバゲー」のウェブアプリフレームワークをオープンソースとして公開 [cnet.com]

 

このフレームワークは「MobaSiF(Moba/Mobile Simple Framework)」と名づけられており、Perlで作られています。

ライセンスは、
「This library is free software, licensed under the same terms with Perl.」
と書かれていますので、Perlと同等のライセンス(GPL + Artistic License)になるのだと思います。

早速ダウンロードして確認してみたのですが、「doc」ディレクトリ以下に、親切なテキストドキュメントが用意されており、基礎的な知識さえあればセットアップ可能な感じです。

動作環境は、サーバ側が「Linux、Perl 5.8.0以上、Apache、FastCGIもしくはmod_perl」とのことですので、一般的なサーバであれば、それほど苦労なく導入できそうですね。

クライアント(携帯電話)側は、「ドコモのFOMA、auのCDMA 1X WIN、ソフトバンクモバイルの3GC端末」に対応という、いわゆる3G端末のみ以降対応となっているようです。

上記の記事によると、従来のテンプレートエンジンや絵文字変換エンジンに比べて、速度的なメリットも大きいようなので、負荷に悩んでいる方にとっても試してみる価値があるのではないでしょうか。

 

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2 Responses to “モバゲーのフレームワークがオープンソースとして公開されました”

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  2. モバゲーのフレームワークがオープンソースとして公開されました

    以前から噂されてたやつ

    結構早く出てきたなぁ~

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