iモードブラウザ2.0の特定ポートでの通信制限について
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2009/11/11 水曜日 matsui Posted in DoCoMo, サーバ, タレコミ, ニュース No Comments »

takatutoさんからForumへタレコミがありました。
(情報提供ありがとうございます)

先日アップデートで再有効化されたiモードブラウザ2.0ですが、iモードブラウザ、フルブラウザ共に特定ポートで通信制限がかかっているようです。

 

→ スラッシュドットジャパン iモードブラウザ2.0のアップデートにより閲覧できないサイトが発生 [slashdot.jp]

→ 鈴の音情報局blog 【とりあえずまとめ】ドコモの新ブラウザ・アクセス制限が見えてきた [suzunonejh.blog15.fc2.com]

 

上記サイトによると、iモードブラウザ・フルブラウザの両方で、次のようなhttp通信制限が行われているようです。

0~1023 : 80番を除き全て通信不可
1024~65535 : 通信可

 

80番を除いたウェルノウンポートが規制の対象のようです。

通常は80と8080くらいしかhttp通信には使うことは無いと思うので、影響範囲は少なそうですが、NATでサーバを分けたり、テストなどで他のポートを使っている場合などは規制の対象になってしまいそうですね。

 

JavaScriptの修正と平行してこのアップデートをいれる意味があまりよくわかりませんが、何らかの事前告知は欲しかったところです。

サーバを管理している方はご注意ください。

 

追記:

公式情報が出ていました。

→ NTTdocomo 作ろうiモードコンテンツ iモードブラウザ2.0 ご注意事項 [nttdocomo.co.jp]

 

関連:



「mixi、モバゲーのトップが語るモバイルSNSのオープン化」 CNET Japan
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2009/9/17 木曜日 matsui Posted in タレコミ, ニュース, 記事紹介・リンク No Comments »

フォーラムからのタレコミです。

CNET Japanに、mixi、モバゲーのモバイルSNSオープン化に関する記事が掲載されているそうです。

最近私もmixiアプリに少しだけ関わっていたりするため、興味がある内容でしたのでご紹介します。

 

→ mixi、モバゲーのトップが語るモバイルSNSのオープン化 [japan.cnet.com]

 

先日行われたイベント「モバイル・ビジネス・サミット 2009」で、ミクシィ 代表取締役社長の笠原健治氏、ディー・エヌ・エー 取締役 ポータル事業部長兼COOの守安功氏、ロックユーアジア COOの渡邉廣明氏が、本格化するモバイル向けソーシャルアプリケーションについてパネルディスカッションを行ったとのことです。

 

記事内では、先行してオープンしたPC向けのmixiアプリの状況や、10月中旬に公開予定のモバイル版について解説されています。

一方モバゲーについては、先日公開されたデベロッパー向けサイトや、10月5日に行われる「モバゲーオープンプラットフォームForum2009[developer.dena.jp] (※現在申し込み多数で受付停止中)についても触れられています。

 

今後モバイル向けゲームなどのサービスを作成する場合は、単体でサイトを立ち上げるよりは、こういったAPIを利用して参入していくケースが多くなっていきそうです。

興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

関連:



P1エミュレータがバージョンアップし、iモードブラウザ2.0に対応したとのことです
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2009/8/7 金曜日 matsui Posted in ソフト紹介, タレコミ No Comments »

takatutoさんからのタレコミです。
(情報提供ありがとうございます)

業務用の3キャリア対応ケータイシミュレータであるP1エミュレータですが、先日8月6日にバージョンアップし、iモードブラウザ2.0に対応したとのことです。

 

→ NetFarm P1エミュレータ トップページ [p1.netfarm.ne.jp]

→ ニュースリリース 「P1エミュレータ 1.0.1.100」が「iモードブラウザ2.0」に対応 [p1.netfarm.ne.jp] ※PDFです

 

P1エミュレータは、国内3キャリア・数多くの機種に対応した、強力なケータイサイト検証用シミュレータです。

このソフトを使えば、わざわざ実機を揃えることなく、PC上からケータイサイトの動作を検証することができます。

今年のドコモ夏モデルから採用され、外部CSSやCookie対応、左右キーのフォーカス移動など、数多くの変更があったiモードブラウザ2.0ですが、P1エミュレータでもそれらの新機能がエミュレートできるようになったとのことです。

 

またなんとマクロ機能を搭載した、「P1エミュレータ スペックV」というバージョンも現在開発中とのことです。

→ P1エミュレータ 携帯サイト自動テストツール「SpecV」 [p1.netfarm.ne.jp]

 

サンプルの画面を見る限りは、SeleniumIDEのような形でテストの自動化を行えるようなイメージに見えます。

このエミュレータは開発者のほかにも、テスターの方が使われている方が多いと思いますので、おそらくこの機能はかなり期待されているのではないでしょうか。

 

P1エミュレータは、法人限定ではありますが無料評価版の提供も行っています。
ケータイサイト開発は実機だけではコスト面でも効率面でも限界があります。
興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

→ P1エミュレータ 評価版お申込みフォーム [p1.netfarm.ne.jp]

 

関連:



ソフトバンクの携帯用GatewayをPCで通る方法があるようです
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2009/8/4 火曜日 matsui Posted in タレコミ, 記事紹介・リンク 4 Comments »

mogyaさんからのタレコミです。
(情報提供ありがとうございます)

ソフトバンクの携帯用ゲートウェイを、PC経由で通る方法があるとのことです。

扱う情報にもよりますが、ケータイサイトではIPアドレス帯域を制限して、ケータイからのアクセスのみを許可するのが一般的です。
これが可能なのであれば色々と問題がありますね。

 

→ Perlとかmemoとか日記とか。 SoftBank Mobileの携帯用GatewayをPCで通る方法のメモ [d.hatena.ne.jp]

 

ソフトバンクのゲートウェイをPCから通過する方法としては次の2つが挙げられています。

  1. SIMUnlock済みのiPhoneを使う方法
  2. ソフトバンクのケータイをUSB接続しダイアルアップする方法

 

1の方法はまあ良いとしても、2の方法はごく単純な方法ですね。
なぜ対策が取られていないのでしょうか?

 

これらの方法をつかえば、例えばケータイからのみしかアクセスできないサイトにアクセスし、HTMLソースを見てデザインの参考にする、といったことが可能になります。

悪用方法としては、待ち受け画像などにアクセスしてPC上から保存してしまう(これが可能かどうかはプログラム側の作りにもよりますが)、他人の端末ID(製造番号)を騙ってログインしてしまう、などが考えられます。

 

ただ、契約ユーザID(x-jphone-uid)のヘッダ情報はネットワーク側で付与されるので、こちらは偽装が不可能とのことです。
(※実際に検証したわけではありません。もし試した方がいましたら結果を教えてください。)

※追記 フォーラムから次のような報告がありました
試してみたのですが、実際にSBのIPでパソコンから接続することが出来ました。
FireMobileSimulatorで指定してみたのですが、偽装出来ませんでした。

機種変を行っても変わらないなどのメリットもあることから、多くのサービスが契約ユーザIDを利用していると思いますが、もし端末ID(製造番号)で認証を行っているという方は注意が必要だと思われます。

 

あとは他キャリアはどのような状況になっているのかも気になるところですね。
もし情報をお持ちの方がいましたら教えてください。

 

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Apacheモジュールによるケータイコンテンツ自動変換機能がついたレンタルサーバサービスが登場したようです
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2009/7/30 木曜日 matsui Posted in サーバ, タレコミ No Comments »

donさんからのタレコミです。
(情報提供ありがとうございます)

Apacheモジュールによるケータイコンテンツの自動変換機能がついたレンタルサーバサービスが登場したようです。

 

→ LaIT レンタルサーバ webrex – 独自ドメインによるWeb&メールホスティング(共有レンタルサーバ) [la-it.jp]

 

LaITは7/29から受付を開始したWebホスティングサービスで、2000円/月~の最下位プランでも携帯向けのコンテンツ変換機能が利用できるとのことです。

 

コンテンツの変換には、Apacheモジュール型の変換エンジンroundabout [symmetric.co.jp]を使っているとのことです。

携帯コンテンツ変換機能には、XHTMLやCSS展開、絵文字変換などを行ってくれる無料機能と、画像変換や端末グルーピングなどの有料機能があり、無料機能はどのプランでも0円で利用できますが、有料機能を使う場合には月額20,000円が別途必要になります。

また、Apacheモジュール型の変換エンジンですので、PHPなどと組み合わせて使うことも可能とのことです。

 

JPGとGIFをメインで使って画像サイズも固定でよければ、画像変換機能は特になくても大丈夫そうですし、月額2,000円でこの機能が使えるのはお得ですね。
IIJというのも安心感があります。

ケータイサイトのホスティング先を検討中の方は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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