ソフトバンクの携帯用GatewayをPCで通る方法があるようです
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2009/8/4 火曜日 matsui Posted in タレコミ, 記事紹介・リンク 4 Comments »

mogyaさんからのタレコミです。
(情報提供ありがとうございます)

ソフトバンクの携帯用ゲートウェイを、PC経由で通る方法があるとのことです。

扱う情報にもよりますが、ケータイサイトではIPアドレス帯域を制限して、ケータイからのアクセスのみを許可するのが一般的です。
これが可能なのであれば色々と問題がありますね。

 

→ Perlとかmemoとか日記とか。 SoftBank Mobileの携帯用GatewayをPCで通る方法のメモ [d.hatena.ne.jp]

 

ソフトバンクのゲートウェイをPCから通過する方法としては次の2つが挙げられています。

  1. SIMUnlock済みのiPhoneを使う方法
  2. ソフトバンクのケータイをUSB接続しダイアルアップする方法

 

1の方法はまあ良いとしても、2の方法はごく単純な方法ですね。
なぜ対策が取られていないのでしょうか?

 

これらの方法をつかえば、例えばケータイからのみしかアクセスできないサイトにアクセスし、HTMLソースを見てデザインの参考にする、といったことが可能になります。

悪用方法としては、待ち受け画像などにアクセスしてPC上から保存してしまう(これが可能かどうかはプログラム側の作りにもよりますが)、他人の端末ID(製造番号)を騙ってログインしてしまう、などが考えられます。

 

ただ、契約ユーザID(x-jphone-uid)のヘッダ情報はネットワーク側で付与されるので、こちらは偽装が不可能とのことです。
(※実際に検証したわけではありません。もし試した方がいましたら結果を教えてください。)

※追記 フォーラムから次のような報告がありました
試してみたのですが、実際にSBのIPでパソコンから接続することが出来ました。
FireMobileSimulatorで指定してみたのですが、偽装出来ませんでした。

機種変を行っても変わらないなどのメリットもあることから、多くのサービスが契約ユーザIDを利用していると思いますが、もし端末ID(製造番号)で認証を行っているという方は注意が必要だと思われます。

 

あとは他キャリアはどのような状況になっているのかも気になるところですね。
もし情報をお持ちの方がいましたら教えてください。

 

関連:



リンクをクリックしてもらうためのページ作成法がまとめられた記事、ユーザビリティ実践メモ「もう1ページ先に進んでもらうための6つのテクニック」
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2009/7/29 水曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク No Comments »

これまで何度もご紹介させていただいているサイト「ユーザビリティ実践メモ」に、またまた良い記事がありましたのでご紹介させていただきます。

 

→ ユーザビリティ実践メモ 【携帯サイト】もう1ページ先に進んでもらうための6つのテクニック [bebit.co.jp]

 

「携帯サイトはパソコンサイト以上にリンクが押されにくい」

これはケータイサイトをお持ちの方であれば、多くの方が感じたことのある悩みだと思います。

 

今回の記事では、より多くのリンクをクリックしてもらうテクニックとして、次の6つが紹介されています。

  • 【テクニック1】 リンクはテキストに設定する
  • 【テクニック2】 リンクテキストを固めない
  • 【テクニック3】 リンク文言に独自用語を使わない
  • 【テクニック4】 内容を補足する
  • 【テクニック5】 コンテンツをチラ見せする
  • 【テクニック6】 下位階層の構造を露出する

 

PCサイトは数多く作ってきたが、ケータイサイトの経験は浅いというような方には特に参考になるのではないでしょうか。

そうで無い方も、上記ブログを読んだ上でもう一度サイトを見直すと、どこか改善点があるかもしれません。
ぜひ試してみてください。

 

関連:



Googleのemoji4unicodeをベースにした絵文字変換Perlモジュール「Encode::JP::Emoji」
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2009/7/23 木曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク No Comments »

emoji4unicodeベースの絵文字変換Perlモジュール「Encode::JP::Emoji」というものがあるようです。

 

→ Media Technology Labs Encode::JP::Emoji – emoji4unicode ベースの絵文字変換 Perl モジュール

→ kawa.netブログ Encode::JP::Emoji – emoji4unicode ベースの絵文字変換モジュール

 

「emoji4unicode」は、Googleが中心となって、日本の携帯絵文字をユニコードとして共通符号化する動きを支援する目的で行っているプロジェクトです。

今回ご紹介する「Encode::JP::Emoji」は、そのemoji4unicodeの絵文字マッピングテーブルを利用して、文字コードの変換を行うというモジュールのようです。

 

主な特徴として次のようなものが列挙されています。(上記ブログより引用)

  • 各キャリアの Shift_JIS 絵文字コードと UTF-8 絵文字コードを相互変換できます。
  • emoji4unicode の提供するテーブルにより、各キャリアの絵文字を相互変換できます。
  • 絵文字が存在しない場合は、fallback によりテキストまたは IMG タグに変換できます。
  • 日本の 3 キャリアに加えて、Google が内部で利用している絵文字コードにも変換できます。
  • emoji4unicode が提案中の PUA を利用しない Unicode との相互変換に対応します。
  • pure Perl 実装のため、レンタルサーバ等でも FTP アップロードのみで利用できます。
  • pure Perl 実装ですが、実用的な変換処理速度を確保しています。(Encode::JP::Mobile 比)

 

Perlの絵文字変換では「Encode::JP::Mobile」が有名ですが、それと比較しても実用的な処理速度を確保しているとのことですので期待ですね。

Perl使いの方で絵文字変換ライブラリをお探しの方は試してみてはいかがでしょうか。

 

関連:



3キャリアのキャプチャを撮って保存してくれるサービス「モバミル」
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2009/7/22 水曜日 matsui Posted in デザイン, 記事紹介・リンク No Comments »

本日はケータイサイトをキャプチャしてくれる面白いサービスをご紹介します。

 

→ モバミル – イケてる携帯サイトデザイン [mobamiru.kayac.com]

 

モバミルはケータイサイトのURLを入力すると、ドコモ・au・ソフトバンクと3キャリア分のキャプチャ画像を撮ってくれるサイトです。

各キャプチャは絵文字表示にも対応しており、きちんとそれぞれの絵文字画像となって表示されます。

 

ただ、キャプチャの生成には多少の時間がかかりますので(キャプチャ処理後メールで通知が来ます)、各キャリアの動作確認に使うというよりは、ウェブ魚拓のようにアーカイブ的な使い方や、面白いケータイサイトを探す用途に使えそうです。

 

サイトの宣伝としても効果があると思いますので、ケータイサイトをお持ちの方は登録してみてはいかがでしょうか。

 

関連:



モバイルSEOのチェックリストがまとめられた記事「ディレクターなら押さえておきたいモバイルSEO34項目」
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2009/7/21 火曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク No Comments »

livedoorディレクターブログに、モバイルSEOに関する実践的な記事が掲載されていましたのでご紹介します。

 

→ livedoorディレクターブログ ディレクターなら押さえておきたいモバイルSEO34項目 [blog.livedoor.jp]

 

livedoorディレクターブログには、以前にもモバイルSEOの記事が掲載されたことがありますが、今回のはそれに比べ、かなり具体的な内容になっています。

  • 環境要因
  • HTML要因
  • 外部要因
  • その他

の大きく4つのカテゴリ、計34個のチェックリストが掲載されています。

 

しかし、チェックリストなしに漏れなく項目をチェックするのは難しいと思います。ひとつひとつは当たり前のことでも10を超えると何かが抜けたり、忘れるからです。このようにチェックリスト化することで、担当ディレクターのSEOのリテラシを高めると同時に、致命的な抜け漏れやスパム行為を未然に防ぐことで、コンテンツの価値をそのまま検索エンジンに伝えられると考えています。

確かにSEOとしてはごく当たり前の項目もありますが、こうして社内にチェックリストが存在していることには大きな意味がありますね。感心しました。

 

ただ、「ポータルの適切な場所にリンクを入れたか」、「各種検証ツールに登録しているか」に関しては、書きづらいところもあるのかもしれませんが、具体的な場所やツール名など、もう少し掘り下げて書いてほしいところでした。

 

上記のような不満点はあるにしても、モバイルサイトを作成する人間にとっては、このチェックリストはとても有用だと思います。
ぜひ参考にさせていただきましょう。

 

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